2012/08/03

8耐レポート その2


12位を入れ替わりながら、
5回目のピットインで清成選手に交代しピットを離れる清成選手。
見送りながら、これから猛追撃が始まると思っていました。

すぐ後に映し出された炎上する車両、叫ぶ実況。
634だとは頭の片隅にも無かった。

毎回決まったタイムで通過する場所も通過しない、グランドスタンドにも戻ってこない。
次に映し出された映像を見ると、コースサイドにいる清成選手。
数分前にピットから送り出したばかりの車両が変わり果てた姿になっていた。

頭の中は真っ白だし、何も考えられず、何をすればいいのかすら判らなかった。
正直言えば、リタイアしてすぐにピットのシャッターは閉めてしまうのだろうと思いました。

しかし、周りは何とか車両をピットまで戻して復帰させようと考え、準備に取り掛かっていた。
それを見て、何があっても諦めていけないのだと思わされました。
事実、清成選手は火傷を負った身体で車両を押して戻り、素早い修復でコースに戻りました。

トップ争いをしながら、今回の順位は悲しいですが、
今回の順位に至るまでのプロセスがとても感動的で自分の心に強く残る8耐となりました。

かの本田宗一郎の名言で「失敗しないことより、成功するまで諦めないことが重要」がありますが、
まさにこの事だと感じました。

(ピットサポート sato)